筑波サーキット

2005年3月26日(土)


14:00〜14:30

天候:晴れ 路面:ドライ
タイヤ:ブリヂストン RE55S 195/55-15

今年に入って初の筑波サーキット走行を1週間後に控えた休日、
茂原以来久しぶりにプリメーラを動かした。
何しろずっと置いてあったので車は汚い。洗車しなければいけないし、
放っておいたのでオイルも換えないと・・・
ところがエンジンが掛からない・・・
。バッテリーは重症だったのである。
マイナス端子は外しておいたのだが、それでも2ヶ月も使っていないと
自然放電で使えないレベルになってしまうらしい。
仕方無いので軽自動車からの救援を行い、用事が済んだ後に充電したのは言うまでも無い。

実は4月からのスポーツ走行はロールケージと消火器の携帯が義務になる。
引退まで含めて色々と考えた結果、あと2年集中して走ってみよう。という結論に達し、
ロールケージの発注をした。今回は軽い車体では最後の走行。
4月下旬に予定している走行までにロールケージ取り付けの予定である。

走行当日は晴天。最高気温は13度の予想であった。
雨が降ったり割と天候不順が続いていたのだが、この週末は天候に恵まれた。
久しぶりだから1回目の走行はともかく、15時半からの2回目の走行では
ベスト更新を狙えるかもしれない。タイヤもまだたっぷり残っているし。

早めにサーキットへ到着。作業を続けるうちに空気圧計を忘れたことに気付く・・・
先日、軽自動車の空気圧チェックをした時にプリメーラに戻すのを忘れていたのだった。
仕方無いのでサーキットの前にあるドライバースタンドまで買いに行く。
誰かに借りれば良いのにと思われるかもしれないが、走行途中でチェックするには
車に常備させなければならない。だから出費は痛いが仕方無いのである。

買ってきた空気圧計で四輪とも2.1に合わせてコースイン。
準備中に見ていたら黄旗・赤旗が多かったので慎重にタイヤを暖める。
速い車に道を譲りながらタイヤを暖めることに専念しているので当然遅い。
計測1周目で19秒台。2周目で17秒台。
確かに本気で走っていないけれど、ちょっと遅すぎる。
このまま感覚を失うのも怖いので、クリアラップを取れそうな3周目にペースアップ。
12秒後半。良し良し、とりあえずこれくらいはすぐ出せる。
予定通り5周してからピットイン。空気圧を合わせる為である。
この後、5周走ってピットイン。そしてチェッカーまで。というのが予定。
ピットインの度に頭をリセットして走ろうという計画である。

空気圧を2.4に合わせる。左リアだけが2.3しか無いが、これは2度目の
セッション前に調整すれば良い。と、気付くと赤旗でみんな戻ってくる。
見ると最終コーナーの外側でS800らしき車両のエンジンから火を噴いている様子。
コースマーシャルが消火器片手に走っていく。
そして気付くとくるてく氏が俺の後ろへピットイン。
この後の走行は彼が保護者のように後ろについてきている。
ペースを上げたければ抜いていくだろうし、知らない相手が後ろにいるより
ずっと安心感がある。ピットアウトして最初のLAPで1分12秒533。
このままペースを上げて行けるかと思っていたら前方に集団。
2台のロードスターを先頭に渋滞が出来ていたのだった。

当然、みんなどんどん抜いて行き姿が見えなくなって行く。
俺も1台のロードスターを1ヘア進入までにパス。
さらにもう一台のロードスターも俺より遅いペースなので抜きに掛かる。
バックストレッチでの加速はこちらが上。イン側へ並んで抜き去った。
と思ったら被せてくる。相手はレース車両なので、レースの練習になっているのかもしれない。
ところがこちらにとっては1周で2秒も遅い相手と一緒はつらい。
もたもたしていると後ろから速いのが沢山来てしまうので早く前に出てクリアラップが欲しい。

が、このバトルは1周に渡って続く。割と強引に閉めてくる相手なので、
プレッシャーを与えて譲ってくれるのを待つしか無いかもしれない。
1コーナーの立ち上がり、1ヘア、ダンロップコーナー、2ヘア、
相手の姿がはっきり映りすぎるので動画の公開は遠慮しますが、
それなりに楽しいバトルではあった。
結果、次の最終コーナー進入できっちりとパス。
これでようやく自分のペースに戻すことが出来る。

バックストレッチ。さっきのロードスターをくるてく氏も抜いて来る。
それでもかなり距離は割と離れているのを確認し、最終コーナーへ進入。
次のラップはタイム狙いになる。その後はピットかな。

と、リアが流れ出す。
立て直そうとアクセルを踏みなおす。
リアはまだ流れている。
再度アクセルを踏み込む。
トラクションが掛かっている感じがしない。
そりゃそうか、3速のままなのだ。2速に入っていれば事情は違うだろうに・・・
車はピットロードギリギリのところで回り始めている。
放っておいたらピットロードと本コースを遮る壁に助手席側から激突。
このままスピンさせたらピットロードのガードレールに左サイドかリアから激突。
どっちも嬉しくない。どうせなら正面側の方が体のダメージは無いだろう。
覚悟を決めてブレーキを踏む。ほぼ同時にカウンターを当てて車の向きを変える。
うまく行けばコースの中央付近でスピンして停止出来るかもしれない。
が、距離が足りなかった。
右のヘッドライトあたりから壁に激突。
このままコース中央あたりまで滑っていくのかな?と思っていたら
リアが浮き始めた。
勢い余って左前方へ横転してしまったのであった。
屋根から着地した後、エンジンのあるフロント側に車は傾く。
やれやれ、とりあえず脱出を考えないと。
まずシートベルトのバックルを外す。
こういう時の為に外すのは一発で簡単に出来るようになっている。
試しに運転席側のドアを押してみるが当然開かない。そりゃそうだ。
あ、まだエンジンが掛かったままだ。これで燃えたりしたら洒落にならん。
と車の電源を切る。
しかし・・・コースマーシャルはまだ来ないのかなぁ?
と、しばらくするとコースマーシャルが大量に駆けつけてくれた。
このときは長く感じたけれど、ビデオで見たら本当は直ぐに来てくれていた。
結局、完全に外れてしまったリアウィンドウ跡から脱出。
怪我は無かったのだけれど、医務室でしばらく時間を過ごすことになったのだった。

少しすると知らない女性がやってきた。
???と思っていたら、どうやら俺が3時半からの走行券を持っていることを
知ったようで、それを譲って欲しいのだと言う。
俺も気になっていたので、これは願っても無い幸運。
彼女はスーパー7でレースをしている方だったようで、
サーキットを出る時に見かけました。

くるてく氏も直ぐに駆けつけてくれた。
真後ろで見ていた彼は、俺よりも衝撃を受けたかもしれない。
それでも車の写真を撮ってきてくれたり、最後には荷物の運搬まで手伝ってくれた。
とても助かったし感謝しています。

連絡を入れた後輩が迎えに来てくれたり、ロールケージの発注を止めてくれたI&D、
車を引き取りに来てくれたメカドック、何より多大なる迷惑を掛けた筑波サーキット。
他にも数え切れないくらい感謝しなければならない人だらけです。


さて、横転してしまうと車を修理するのはまず無理。
流石に直ぐに車を作り直して・・・というのは経済的にも大打撃なので、
暫くは活動休止することにします。
精神的にビビッているというのは全く無いし、いずれは復帰するつもりですが、
とりあえずは期限を決めずに活動休止。
あるいは通勤用に買ったオプティでジムカーナに参加して
コントロールを再度学ぶのも良いかなぁとも思っています。

R15指定、横転の映像です。